京都の南部に位置する木津川沿い、やましろエリアに私達の畑があります。

砂地で水はけの良い土壌を生かし、パクチーをメインとしたレストランやデパ地下等のお惣菜向けの野菜を作っています。周辺は九条ねぎ、水菜などの農家様が多い中ちょっと変わった農家かも知れません。周りから比べれば若い世代の私達があまりメジャーとは言えない野菜を作っていると、

 

”有機農家なの?” ”自然栽培してるの?”

 

という話になりがちです。

志の高い有機農家様や無農薬栽培農家様へ尊敬の念を頂きつつも、私達は適切な施肥、家族にも安心して食べさせられる最低限度の農薬使用(一部無農薬もあり)にてご用命頂いたお客様に計画通りに納品出来る事、また新しい農業技術を積極的に用いる事で私達自身も長きに渡り農業従事に耐えられる方法を模索しています。また個配で直接お客様と向き合う事にも少しづつですがチャレンジしています。

 

また、周辺に限らず日本各地で農業従事者の高齢化による耕作放棄地の問題があります。

私達がお借りしている畑のほとんどが元耕作放棄地です。

背丈以上もある雑草を刈り、不法投棄されている粗大ごみを集め、何とか耕運出来る状態にするまで

大変な労力がかかります。

しかし、見ず知らずの私達に先祖代々受け継がれてきた大切な土地を貸す事の不安を乗り越えて

手を差し伸べて下さった地権者様、地域の皆様に”貸してよかった”と思われるよう日々精進しています。

 

 

 


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