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耕運中の畑になんと。。。!

新しい農地をお借りする事が出来ました!
耕作放棄地ではありましたが、3メートルくらいのススキの大群や、雑草が木化した直径5センチくらいの雑草(もはや木)を切り倒し、それらを集めて少しづつ燃やしてを繰り返して、

やっとトラクターで耕運まで漕ぎつけました。

 

空気は冷たいものの快晴。ご機嫌でトラクターに乗り込んですぐにうんともすんとも言わなくなり止まってしまいました。

 

長く放置した荒地は、ビックりするくらい木の根が地中深く張めぐされており、耕運すると絡みついて17馬力のトラクターを止めるほどの抑止力になります。また、人目に付きづらくなる事で不法投棄の温床になってしまいがちで、今回の場所にもタイヤやパソコン、テーブルや椅子とびっくりするようなものが捨ててありました。またいつもの事か。。とトラクターから降りて、ロータリーをみると見たことのない鉄製のものがきれいに絡みついていました。ブロック塀なんかを立てる時に骨組みとして使用する直径1センチくらいの鉄柱でした。

 

自分達が持っている大き目のペンチやモンキーでは、どうにもならず明日から雨の予報もあり

今日のうちに耕運から肥料散布を終えなければなりません。加えて、日曜日。。。

いつもお世話になっている農機具屋さん、井戸全般お世話になっている水道工事屋さん、

種苗屋さんの個人携帯に片っ端から電話。皆さん日曜日なのに様子を見にきてくれようとしてくれました。(ありがとうございました!)

地元種苗屋さんの紹介で、畑近くに鉄工所があるという事でその方が駆けつけてくれ、

必要な機材を揃えて対応してくれることになったのですが、結局鉄柱を焼き切らないと外れないとのことで対応してくださり、ものの10分で解決。

 

鉄柱には閉口しましたが、やはりどの道でも職人さんというのは本当に凄いなと感心しかり、

と同時に私達農業者は様々の事に対応できないといけないなと反省しきりでありました。。