2026年2月
JPSZという耳慣れない気象用語、(Japan Sea Polar air mass Convergence Zone) = 日本海寒帯気団収束帯ということのようですが何度聞いても忘れます。。大雪による影響で札幌~新千歳空港間のJRが運行できずに空港内で夜を明かしたというニュースや、夜が明けたら1メートルの雪が積もっていたとか、夏のゲリラ豪雨を雪に替えたような現象が起こっています。昨年まで暖かかったのが2月に入って急に本来の冬到来といった気候で、朝の霜や凍結の頻度が増えていますが、春の訪れは例年よりも早いようで栽培の計画が本当に難しく頭が痛いです。
暖かかった昨年中に2月~3月に向けて収穫できるように準備していた野菜が大きくなってしまい急いで出荷したことはお手紙に書きましたが、そのしわ寄せがここにきて来ていており、2月の出荷分が大幅に減ってしまう予想です。昨年からスタッフが増えたことで出荷量が増えたのは嬉しい事ですが、今度は増えた出荷に在庫が追い付かず、予定していた在庫も予想とは異なる生育状態で、不確定要素の多い農業の難しさをひしひしと感じています。
農業だからといって、雇用しているスタッフを野菜の在庫状況に合わせるわけにはいきません。葉物農家は得に、昨今の猛暑で夏場の栽培が難しいためこの時期に何とか仕事を作らないと安定した雇用は望めず、苦労して夏場をしのいだのに今度は冬も在庫がないとなるとお手上げです。年末は記憶がないくらい忙しかったのに、このところ作業もパッと終わって拍子抜け。でも、悪いことばかりじゃなくて、あの激務を超えたからこその各々のスキルアップがあり、スタッフ間の連帯感も生まれたと思います。一度かけた強い負荷は、強い筋力となって今後の業務に生きるはず。現場の責任者も新しくなり、今まで気づかなかった非効率な作業をブラッシュアップしてくれています。小さなカイゼンかもしれませんが、その一つ一つが他から押し付けられたものではなく、自らが生み出していくことはその過程を含めて財産です。忙しさに忙殺された時期を経て、図らず生まれたこの時間を前向きにとらえていきたいと思う今日この頃です。異常気象と言われて久しいですが、変化を読み取る力、迅速な対応力、AIにまだない解を見つけていくのも農業の醍醐味かもしれません。
しんどい一か月になりそうですが、3月のお手紙に嬉しい報告が出来るようにがんばります!
いつもありがとうございます。京都より皆様の健康をお祈りしております。
株式会社マウスフィールド スタッフ一同
