京都南部に来てから知った”祝いだいこん”。
”雑煮大根”とも呼ばれています。
細目の大根で、切らずに輪切りのままでお雑煮のお椀に入る事から
角が立たない、とする縁起ものです。
最初知ったとき、こんな野菜が自分達がいる地域にあるなんて
と本当に感動して翌年から早速栽培を始めました。
最初の年は隣の畑で毎年祝いだいこんを作っているという
ベテランおばあちゃんに頼んで出荷手伝い→規格などを勉強。
ほぼ市場出荷になりますが、それぞれの市場で12月後半の1日だけの
セリになるのでその日を目掛けて準備、準備、準備。
数が多い方などは1週間くらい前から収穫を始めます。
うちの場合はネットでの販売が好調で、元々このエリア出身だけど
身近で手に入るところがない、といった方々が大変喜んでくれました。
以降毎年栽培しています。
無事年を越しても畑に少し残して、祝いだいこんだった大根を
自家消費しているのですが適度に太ったサイズはちょうど
たくわん漬けに最適な大きさ。勿論普通の大根として使えるので
重宝します。
そんな大根を使ったおいしそうなメニューがあったので
ご紹介。これはエルグルメという好きな雑誌の2026年1月号に
掲載されていたものです。
料理家 冷水希三子さんの「ポークのみぞれ煮込み」
豚肩ロース500gとありましたが、豚スネがあったので代用。
こちらに小さじ1の塩を塗り込みます。
普通の大きさだったら半分の大根をすりおろしておきます。
豚スネ肉をオリーブオイル大さじ1で表面に焼き色をつけて、
余分な脂は除いておきます。
そこへお酒を100cc入れて、2~3分弱火。
つぶしたニンニク1片、ローリエ3枚、水100cc、大根おろし
全部いれて弱火で約1時間煮込みます。
びっくり簡単ですが、とても美味しかったです。
ただの大根ではなく、祝いだいこんを使ってるので
引き続きおめでたい気分です。
