葉物農家の実情として、一番時間が取られる作業は調整作業です。
畑にいくら野菜があっても、当然ながら出荷しなければ
お金になりません。
実際のところ、うちも出荷のスタッフが今の半分だった時期は
野菜の成長に出荷が追い付かず、廃棄になっていたものも
多かったし、大きくなってしまった野菜を見切る判断がブレて、
その後の野菜は全てサイズオーバー、結局廃棄という憂き目にも
何度となくあいました。
今は幸いスタッフが増えたので、良いタイミングで収穫できていますが、
スタッフが増えた当時は、野菜が足りない状態に。
次作については、増えたスタッフ分を見越して栽培計画を立てたので
ベストマッチな時期もありましたが、皆仕事に慣れてくると出荷の
スピードが早くなり、また野菜が不足気味になります。
農業というと栽培に目が行きがちですが、出荷調整がカギです。
野菜のあるなしで、スタッフの仕事を調整するのは無理なので
どうしても自分が調整弁になって調整に関わる事が増えます。
一日中、単純作業をしているとどうしても飽きてきたり、
こんなんでいいのか、と不安が頭をもたげてきたり。
そんなときの私の相棒がオーディオブック。
骨伝導イヤホンで、外部の音は聞き取りつつ
好きな本や対談などを聞いています。
一度読んだ本でも、誰かの朗読で再読するとまた新たな発見や
感動がある事もしばしば。
元々読書が好きなので、並行して5冊位はいつも読んでいますが、
オーディオブックが加わったことで更に増えて、充実しています。
電車や車だと外部の音が邪魔して、骨伝導イヤホンでの読書を難しいので
出荷調整ならではの楽しみです。
なんでも工夫次第で、楽しくできるもんだというお話でした。
