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排除アートその1

排除アート
"特定の人々の利用を意図的に制限
排除するために設計された
デザインや造形物"

このベンチの仕切りは、
それぞれの座席の肘掛けであると同時に
横になれない設計になっています。

建物の前に突起があったり、
彫刻物なども場合によっては
同様の意図でデザインされている。

もはや都会に無料で横になれる場所は
ありません。

座って一休みは🆗だけと、
横になって長居は🆖です。
横になれる🟰生活出来てしまうから。

新宿西口の動く歩道設置時の事のホームレス
一斉排除を思い出します。
完成時、凄く綺麗で立派になり
元々何もなかったような風景になりました。

都会の様変わりは
元々あったものが、元々なかったかのように
劇的に変化します。

そしてその変化は、当然のように

いつも静かに行われます。

大きな出来事として語られることもなく、

ただ設備が整い、景色が整い、

気づけば居場所が消えている。


都市は「きれい」になり、

「安全」なったと言われます。

けれど同時に、そこにいられない人も増えていく。


ベンチの小さな仕切りは、

単なるデザインではなく、

都市が誰のために作られているのかを、

静かに示しているのかもしれません。