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介護未満の父に起きたこと/ジェーン・スー

オーディオブックにて拝聴。
ドラマ化された
"生きるとか死ぬとか父親とか"
で登場する著者父上様の話ですが、
彼女とほぼ同世代の自分にとって
身につまされる内容だった。

介護未満だけど、
日々老いてゆく親の一人暮らしを
支援、ではなく
共通プロジェクトとして
進めていこうという決心からスタート。

親子だからといっても
別の人格なのだから
完全に理解するとか無理。

ならばビジネスライクに
問題解決と称して事に当たる。

前半部分は、
感情移入から引き起こされる
様々な親子感トラブルを回避するに
十分なアイデアが盛りだくさん。
即実行可。

お父上の一人暮らしを快適に、
ご機嫌に過ごせるように生活全般を
整えてから起こる多様な珍事も
老人あるあるで、笑ったり
ほろっときたり。

クールにビジネスライクに割り切って〜
と言えども、そこはかとなく
父上への愛が感じられる
温かい内容でした。

親は確実に老いる。
いつまでも元気じゃない。
幸い元気な父親を前に
つい先延ばしにしてきたけど、
考えないといけないと
注意喚起されまくりました。

良くテレビなどで、
施設に入ったお年寄りが
幼稚園の遊戯みたいなことをやっている
のをみて、自分の親だけは
こんなことさせたくないっ!
と鼻息荒く見てましたが
誰だって好き好んでこんな事に
なってるわけじゃないでしょう。。

価値観が今みたいにコロコロ変わらなければ、
物知りの長老みたいな立ち位置が
用意されていたはずなのに。

やんわりと頭を殴られたような
内容でした。