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日本画アヴァンギャルド

5/6までの会期だったので、
ギリギリでしたが京セラ美術館へ
行ってきました。

日本画というと、水墨画のような
筆と墨を使った絵のような
漠然としたイメージしかありませんでしたが、
そこに"アヴァンギャルド"となると
一体何の事やら。

ポスターやチラシにもなっていた作品をみて
"これが日本画?"
と思ったのが興味を持ちました。

行ってみて思ったのは
"もっと早くきて、再訪したかった"
という事です。

入口すぐに展示されていた
上村松篁の《山鹿》
その精緻な迫力にガツンとやられました。

これが日本画??
鹿の毛並みが物凄く精密に描かれていて
フッと息を掛けたら揺れそうな位。

その他にもすーっと引かれた凛とした輪郭、
赤や黒といった一色に見える背景も
岩絵具の有機物によってキラキラとして
奥行きがある。

衝撃だったのは、もはや平面ではなく
立体になった作品や、
アブストラクトなものもあり
日本画の定義が分からなくなりました。

チャッピーに聞いてみると
岩絵具や和紙、膠、金箔、墨などを使いつつ
西洋画ではないものという
大変ざっくりとしたジャンルなのだということ
が分かりました。

だからこそ解釈も自由度が高く
現在進行形なのだそうです。

絶対的な技能、修練、素材についての
知識、経験がなければ辿り着けない境地。
前衛を派手に叫ぶのではなく、
静かに狂ってる感じ。

迷わず作品集を購入しましたが、
当然オリジナルの感動は得られません。

見たというよりも"浴びた"という
展示会でした。