ヤマザキマリ×養老孟司

昆虫が介するお二人の対談本。

テルマエロマエは映画から入って漫画へ。
そこからヤマザキマリさんを
知りましたが、彼女の人生自体が
漫画みたいで興味を持ちました。

養老孟司さんはバカの壁をはじめ
持論がいちいち頷ける。

お2人も指摘されてましたが、
データ偏重、人間中心社会、
農業をやっていると
それらに対して疑念を抱くことが多い。

土も人間もいまのところ
人工では作れない訳ですから
まだまだ分からないことが多くて

"〇〇すれば、癌にならない"とか
"〇〇すれば、上手く栽培出来る"とか

嘘とは言わないけど、
だれにもどんな場面にも当てはまるかと
いうと❓だ。

どうしようもない、仕方ない
といったワードは今の世の中ではネガティブ
に捉えられるかもしれないけど、

全容解明出来ない、それら訳の
わからないものと
共存しているという意識から
生まれる謙虚な気持ちは絶対に
大切だと思う。

お2人が愛してやまない
昆虫達は、その姿形、生き方全て
なるべくしてなって、
ありのままを生きてる。

何の悩みも打算もない、生を全う
するだけの清々しい存在。
自然があるがままに存在する時の
バランスの一員として生きている。

そのバランスを崩して、自分達の都合を
優先させた結果が今の自分達がやってる
農業であることの
自覚は常に持っていないといけないと
思いました。