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7月のお手紙

20267

 

ここ数年のカラ梅雨から一転、今年の梅雨は長く、雨量もありで、野菜に病気が出てハウス一棟分廃棄になったり、露地物にダメージが出たりと苦戦しています。70年間何の被害もなかった知人ハウスに、田んぼの用水路からあふれた水でハウスが浸水し収穫最盛期だった万願寺とうがらしと伏見甘長に病気が発生して全滅。急に暇になった~と、ぼやいてました。想定外の事象が想定内になっていることが対策の為の準備を難しくし、一度被害が発生すると大規模になりがちです。

 

夏場の葉物栽培は本当に難しくなってきています。収穫減が収入源に直結するため、保険的に栽培しているのが、万願寺とうがらし、坊ちゃんかぼちゃ、空芯菜。これらは元気でがんばってくれているので、葉物の穴を埋めるべく必死で出荷。栽培初期に病気にかかり、心配が絶えなかった空芯菜も今のところ順調でほっと胸をなでおろしています。しかし、この空芯菜が今年結構厄介なことに。私も知らなかったのですが、空芯菜というのは商標登録されているそうで無断使用が禁じられているそうです。市場から連絡があり、出荷の際も空芯菜とは伝票に記載しないで欲しいとのことで、では一体なんと呼んだらよいのでしょうか?と尋ねると、筒菜(つつな)か空心菜(芯→心)としてくれと。種にはエンサイとあるのでエンサイではどうですか?というとエンサイも商標登録されているからNG。なんとややこしい。どこぞのJAのパッケージにもしっかり空芯菜と印刷されてますし、ほんと面倒な話です。どうして今?

というのが本音ですが、食べチョクやポケットマルシェでの表記も変更しましたが、他の生産者様はご存じないのかスルーなのか何事もなかったかのように空芯菜と記載しています。そのせいかいつもの年よりも引合いが弱い気がしてこれまた迷惑な話です。

商標登録は著作権同様に重要な権利だとは思いますが、こういった汎用性の高い(というかすでに世の中に知れ渡っている)アイテムについて後出しされても混乱を招くだけです。自分はややこしい事になるのは面倒だから、という理由でさっさと空芯菜を捨てて筒菜に鞍替えしてますが安直な気がします。おかしいと思ったらおかしいと声を上げるべきなのに何か変だなと思っても順応してしまっています。空芯菜については別に問題ないかもですが、一事が万事、他の事についてもちょっとした違和感を、面倒という理由で流していると大きな何かに絡めとられてしまうかもしれません。空芯菜の急な名称変更の件から、自分自身のいい加減な姿勢が露わになった一件、襟を正す必要がありそうです。

梅雨明けと同時に、猛暑、酷暑となり熱中症が心配です。その時は大丈夫でも、暑さでダメージを受けると後日熱中症の症状がでるという事もあるようです。水分補給と3度の食事、睡眠、基本的な事ですが気を付けてお過ごしください。

 

いつもありがとうございます。皆様の健康と幸せを京都よりお祈りしております。

 

株式会社マウスフィールド スタッフ一同